The Fall

監督 ターセム・シン
出演 リー・ペイス
   カティンカ・アンタルー
   ジャスティン・ワデル
   ダニエル・カルタジローン
公開 2008年
邦題 落下の王国

ミュージックビデオの監督として活動していたターセム・シンが

ザ・セルに続いて撮った二作目。

提供者にスパイク・ジョーンズ、デヴィッド・フィンチャーが名を連ねますが

何故かあまり話題にならず。

一部で非常に評価が高かったため、見てみたかった作品です。

構想26年、撮影4年という凄まじい時間をかけて

13の世界遺産で撮っただけあって、まずその映像美が素晴らしい。

あまりCGに頼らずに作られたその映像は下手な世界遺産DVDを

見るよりよっぽど美しいし、衣装込みで作り込まれた見たことの無い世界観は圧巻です。

音楽も全く違和感の無い合わせ方で映像を引き立てます。

話自体はスタントマンの男性が怪我をして女優にフラレて死にたくなり、

入院した病院で少女に創作した物語を語っていくという

なんてことない話なんですが、次第に語られる物語が少女の希望と

落ちて行った自らの生きる力の再生に収束されていくくだりは

ストーリーの持つ力と語り部の心、少女の心が一体となり

やがてカタルシスが訪れて泣きます。

ベクトルは逆ですが、私の中ではパンズ・ラビリンスと対をなす作品だと思います。

ファンタジーが全くダメって人以外にはオススメしたい映画です。

★★★★★

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