ぼくのエリ 200歳の少女

監督 トーマス・アルフレッドソン
出演 コーレ・ヘーデブラント
   リーナ・レアンデション
公開 2010年
原題 Låt den rätte komma in (英題:Let the Right One In)

スウェーデン映画。

ストックホルム郊外に住む12歳のいじめられっこ少年オスカー。

隣に越してきた少女エリに恋心を抱くが、実はエリがヴァンパイアであることを知り…というお話。

単なるヴァンパイア映画としてではなく、どこか叙情的で余韻の残る映画で、

細かい説明はされないけれど観客の立場で色々考えてしまう

映画的な手法を極めてセンス良く使った作品です。

北欧の静かで無機的な街の情景と相まって、物語も淡々と語られますが、

その構図がより一層オスカーとエリの美しさを際立たせます。

特にオスカーの可愛らしさが尋常じゃない。

私はロリコンでもペドフィリアでもありませんが、ちょっとびっくりしました。

エリの顔も人間っぽくない美しさです。

残念な点もあるのですが…。

残念その1は邦題。

「200歳」ってどこにも出てこなかったけど、原作にはあるのかしらん。

そして「少女」。少女じゃないんですよね。これはネタバレになるかもだけど、ココ重要。

ミスリーディングはいくない。

リメイク版の「Let Me In」はいいタイトルなんだけどなぁ。

残念その2はぼかし。

この邦題とあのぼかし(モザイク)では勘違いします。もうちょっと日本の配給会社には

頑張ってもらいたかったなぁ。

とはいえ映画の内容はとても素晴らしい内容です。

特にラスト近くのプールのシーンが凄く好きで、ほとんど音が聞こえない状態なのに

かすかに聞こえるざわめき、プールに落ちてくる腕….、

このあたりの撮り方のセンスの良さったらないです。

ヴァンパイアの伝統的なルールをしっかり踏襲した上で

韓国映画の”渇き”も良いヴァンパイア映画でしたが、

ここまでクオリティの高い映画はナカナカ無いと思います。

原作も読んでみようかな。

★★★★★

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