短くて恐ろしいフィルの時代 / ジョージ・ソーンダーズ

岸本 佐知子先生翻訳。

ホロコースト、独裁政権を題材にした寓話です。

「BOOK」データベースによると…

小さな小さな“内ホーナー国”とそれを取り囲む“外ホーナー国”。

国境を巡り次第にエスカレートする迫害がいつしか国家の転覆につながって…?!

「天才賞」として名高いマッカーサー賞受賞の鬼才ソーンダーズが放つ、

前代未聞の“ジェノサイドにまつわるおとぎ話”。

岸本先生のあとがきにも書かれていますが、これを読んでまず思い出すのがジョージ・オーウェルの動物農場。

あの話も登場人物(動物)が非常に印象的ですが、フィルの世界はさらに輪をかけておかしな登場人物で、

無機物で構成された有機物のような抽象的な人たちばかり。

最初は入りにくいと思いますが、小中学校の題材にしてもいいくらい完成度が高い小説です。

短い小説なので、時間のない人でも楽しめると思います。

なによりカバーが素敵。

あまり本が増えすぎると場所をとって大変なので、あまり買わないようにしていますが、

このくらいナイスなカバーだとうっかり買ってしまいますね。

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