悪い奴ほどよく眠る

監督 黒澤明
出演 三船敏郎
   森雅之
   香川京子
公開 1960年

リベートを条件に建設会社が公団庁舎新築工事を相場より遥かに高い金額で受注し、

土地開発公団の副総裁が、そのリベートを大物政治家に渡して政界進出を企む。

その汚職を主人公、西が暴いていく話。

最初の汚職の構図が少しのみこみ憎いものの、一旦構造が分かってしまえば

あとは中だるみ無しのサスペンス。

今まで見てきた黒澤映画では珍しく救いの無いラストでした。

が、ラストシーンの粋な演出は思わずうなる程。悪いやつほどよく眠るとはよく言ったもので、

この映画には3人悪い小役人が出てきますが、本当に悪いやつは最後まで出てこない、

その演出がとにかくカッコいい。

キャストはいつもの黒澤組ですが、今回は脇を固める役者がみな良い演技で、

主演の三船敏郎が霞むくらいでした。

社会派作品なのにちゃんとエンターテインメントになってる、

ところどころコミカルなのにシリアスで面白い、スゴい映画でした。

★★★★★

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