どん底

監督 黒澤明
出演 三船敏郎
   山田五十鈴
公開 1957年

江戸末期、長屋に暮らす住人達の人生悲喜こもごもを描いた人間ドラマ。

ゴーリキーの戯曲が原作のようです。

50年代の黒澤映画というと、七人の侍、蜘蛛巣城、隠し砦の三悪人など、エンターテインメント色の

濃い作品と、生きる、生きものの記録など、社会派と言われる作品と、パターンが分かれますが、この映画は後者。

まー、暗い。

住人達はそれぞれ、刹那的な享楽主義で人生を楽しんでいる風なんだけど、

ふっとした瞬間に垣間見られる出口の無い貧困がコワイ。

多くの黒澤映画のように爽快感があるわけではないけれど、

映画ラストの台詞、「折角の踊りを邪魔しやがって」のキレ味の良さが素晴らしい。

この人の映画はホント最後の台詞に名台詞が多すぎる。

★★★★☆

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